ファミリーマートは、規格外品の高地栽培バナナを使用した「冷凍チョコバナナ」を、全国(宮崎県・鹿児島県・沖縄県を除く)約15,500店舗で発売した。

同商品は、ファミマルブランドで展開している高地栽培バナナのうち、規格外品として廃棄される可能性のあった「もったいないバナナ」を原料としており、ドールが推進する「もったいないバナナ」プロジェクトに賛同した取り組みであるという。

「冷凍チョコバナナ」は2024年6月に一部地域でテスト販売された際、SNS上で話題となり即完売した経緯がある。今回、製造体制を整え、全国規模での展開に至ったとしている。商品は、凍ったままでも柔らかなバナナの食感とミルクチョコレートの口溶けが特徴とされ、価格は276円(税込298円)。
同社によれば、同商品の販売によって削減されるバナナの廃棄量は約54トン(皮つき重量換算)にのぼるという。フードロス削減に向けた具体的な取り組みの一環であり、今後も地球環境に配慮した商品展開を進めていくとしている。