ANAファシリティーズは、南海電鉄が大阪市中央区難波千日前に建設した建物を一括借上げし、複合ビル「ANAスカイコネクトなんば」として4月30日より順次開業すると発表した。

同施設の1階には、ANAとタリーズコーヒーがコラボレーションした全国初の店舗「タリーズコーヒー ANAスカイコネクトなんば店」が開業するという。店内にはANAをイメージしたブルーを基調にした内装が施され、59席のうち1人席にはコンセントを完備するなど、グループ利用からPC作業まで幅広い用途に対応するとのことだ。また、開業記念としてANAコラボの手ぬぐいも数量限定で販売される予定としている。


2階には、ボーイング737MAXの本格シミュレーターを備えた飛行機操縦体験施設「28LEFT TRAVELER’S LOUNGE」が5月に開業予定だという。操縦体験に加え、シャワールームや休憩スペースも設置し、旅行前後や観光途中のリフレッシュにも利用できる施設と位置づけている。

さらに、3~4階には、ANAファシリティーズが初めて展開するシェアオフィス「ANA WORK CABIN」が5月に開業予定としている。3階には空港をイメージしたラウンジ、4階には滑走路をモチーフにしたデザインが施されており、スタートアップやチャレンジ企業向けのシェアオフィスとしての活用を見込むという。入居者向けのラウンジスペースや貸会議室も用意され、交流活性化や利便性の向上を図るとしている。

