京セラコミュニケーションシステム(KCCS)とエヌ・ピー・シー(NPC)は、使用済み太陽光パネルのリユースおよびリサイクル事業に関する協業の検討を開始したと発表した。

KCCSは、京セラグループの一員として全国で太陽光発電所の設計・構築・保守を手がけており、全国300社以上のパートナー企業とのネットワークを活用して、メガソーラーから屋根設置型まで多様な導入実績を有している。

一方、NPCは、独自の「ホットナイフ分離法」により太陽光パネルを効率的に解体・再資源化する技術を保有しており、不要パネルの中間処理を行っているという。

今回の協業検討では、KCCSの発電設備構築に関するノウハウと、NPCのリサイクル技術を組み合わせることで、太陽光パネルのリユース・リサイクルを起点とした新たな設備導入スキームの構築を目指すとしている。

協業スキーム図