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MEMOCOは、ゼロリノベと合同で、「同居している夫婦を対象にしたライフスタイルに関する実態」についてのアンケート調査を実施し、結果を公表した。
■夫婦の寝室は分けている?
夫婦の寝室を分けているかどうかを質問したところ、「分けている」と回答した人が約48%、「分けていない」と回答した人が約52%と、夫婦の寝室を分けていない人が多い結果となった。

■夫婦の寝室を「分けている」と回答した人の理由
「分けている」と回答した人の理由は以下の通り。
・自身のいびきがうるさいから(男性 30代)
・気配を感じると寝れないタイプのため(男性 30代)
・生活スタイルが全く違うから、お互いの邪魔にならないように(女性 50代)
・冷暖房の希望温度が違うから(女性 60代以上)
・子どもが夜泣きをするため(女性 30代)
・夫は物音がするとすぐ目を覚ましてしまうので、良く眠れるように分けている(女性 40代)
・今の住まいが狭く、一部屋に家族四人で布団を引いて寝るのが困難なため、主人と長男、私と次男で分けている(女性 30代)
・寝る前に妻が電気をつけて本を読むため(男性 60代以上)
圧倒的に目立った回答は、「自分または配偶者のいびきがうるさい」。また、仕事等の都合で起床時間や就寝時間が合わないという理由も多く見られた。その他、冷暖房の温度や物音に対する反応など、夫婦間で嗜好が合わない場合に寝室を分けるケースも多いことがうかがえる結果となっている。
■夫婦の寝室は分けたい?
夫婦の寝室を分けたいかどうかを質問したところ、最多は「分けたい」の約35%。
なお、「分けたい」「どちらかといえば分けたい」を合計すると約60%、「分けたくない」「どちらかといえば分けたくない」を合計すると約40%という結果に。

■分けたい・どちらかといえば分けたい人の理由
それぞれの理由として、分けたい派の人の理由は以下のような声が寄せられた。
・夫のいびきがうるさいから(女性 30代)
・お互いの睡眠の邪魔をしたくないから(男性 50代)
・疲れが溜まっている日は1人で休みたいため(男性 20代)
・1人でゆっくり寝たい時に部屋を分けられないのが辛いから。一緒に寝ようと思えばどちらかの寝室で寝れば良い(女性 20代)
・それぞれのプライベート空間はあったほうが良い(男性 30代)
・就寝時間や起床時間が別々で気をつかうから(女性 40代)
・退職後、顔を合わせる時間が多くなったので寝る場所は分けたい(男性 60代以上)
分けたい派の人は、すでに分けている人の理由と同様に「いびきがうるさい」というコメントが目立った。日中一緒に過ごす時間が多い夫婦や生活時間が合わない夫婦も、寝室を分けたい派の人が多いようだと同社は考察している。
■分けたくない・どちらかといえば分けたくない人の理由
分けたくない派の人の理由は以下のような声が寄せられた。
・一緒の寝室の方が、良い夫婦関係を築けると思う(女性 60代以上)
・部屋の間取り的にみんなで寝たほうが快適なため(女性 30代)
・結婚してからずっと同じ寝室で大きな問題がないから(男性 40代)
・コミュニケーションがとりやすいから(男性 30代)
・分けてしまったら夫婦でいる意味がなくなりそう(女性 30代)
・高齢になっているので離れていると心配だから(男性 60代以上)
・地震などがあった際に怖いから(女性 50代)
・子育て中で夫だけ別室で寝られるとイライラするし、純粋に寂しいから(女性 30代)
分けたくない派の人は、リラックスできる寝室での会話など、コミュニケーションを重視している人が多いことがうかがえる結果に。子どもがいる人は、家族みんなで一緒に寝たいというコメントも目立ち、また災害や体調不良の際に一緒に寝ていたほうが安心できるという意見もみられた。
【調査概要】
調査概要:「同居している夫婦を対象にしたライフスタイルに関する実態」についてのアンケート調査
調査期間:2025年2月16日(日)〜2025年3月31日(月)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:1348人
調査対象:男性361人、女性987人
<参考>
『同居している夫婦を対象にしたライフスタイルに関する実態』