INDEX
KiteRaは、「従業員のコンプライアンス違反に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。

■社内コンプラ違反や疑わしい行為を「目撃または耳にした」経験、16.7%にとどまる
「過去1年以内に、社内でコンプライアンス違反(または疑わしい行為)を目撃、もしくは聞いたことがあるか。(単一回答)」と聞いたところ、「はい」が16.7%、「いいえ」が83.3%という結果に

■社内コンプラ違反、最多は「ハラスメント」57.9%。労働基準法違反も明らかに
前問で「はい」と回答した人を対象に、「具体的にどのようなコンプライアンス違反が発生していたか。(複数回答)」と聞いたところ、最も多かったのは「倫理違反 (ハラスメント)」で57.9%。
次いで「法令違反 (労働基準法違反)」が29.8%、「社内規程違反 〈就業規則違反(勤怠関係)〉」が25.6%という結果となった。

■コンプライアンス違反の報告経験者はわずか5.4%、9割以上が「いいえ」と回答
「過去にコンプライアンス違反を報告したことはあるか。(単一回答)」と聞いたところ、「はい」が5.4%、「いいえ」が94.6%という結果に。

■43.6%が、コンプラ違反報告後の対応に不満(”不適切” または ”対応なし”)
前問で「はい」と回答した人を対象に、「その後の企業側の対応は適切だったか。(単一回答)」と聞いたところ、最も多かったのは「はい」が56.4%、次いで「いいえ(不適切)」が28.2%、「対応がなかった」が15.4%となった。

■7割以上が、コンプラ違反の報告・相談体制について明確な肯定を示さず
「コンプライアンス違反を発見した場合、適切に報告・相談できる仕組みがあると思うか。(単一回答)」と聞いたところ、回答数が多い順に「いいえ」が39.4%、「わからない」が35.6%、「はい」が25.0%という結果に。

コンプライアンス違反の報告・相談体制を企業規模別に調査した結果、従業員100名以下の企業では、8割以上(85.4%)が「いいえ(報告・相談できる仕組みがない)」または「わからない(仕組みがわからない)」と回答し、小規模企業において報告・相談体制に明確な肯定を示していない現状が示唆された。
一方、従業員1,001名以上の企業では、約半数(45.8%)が「はい(報告・相談できる仕組みがある)」と回答しており、企業規模によって大きな差が見られる結果となった。

【調査概要】
調査名:従業員のコンプライアンス違反に関する意識調査
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2025年3月10日
有効回答:勤務先で「コンプライアンス対応業務」を担当しているかという
質問に対し、「担当していない」と回答した20~60歳までの従業員725名
調査企画:KiteRa
補足:構成比は小数点第2位を四捨五入
<参考>
KiteRa『従業員のコンプライアンス違反に関する意識調査』