学情は、20代後半から30代の社会人を対象に実施した年収に関するアンケート調査の結果を発表した。
調査は、物価上昇や人的投資への関心の高まりを背景に、待遇改善や昇給を意識した転職動機の傾向を把握する目的で行われたという。
調査によると、職歴のある20代後半~30代の現在の年収は「300万円以下」が最も多く36.3%、次いで「301万円~400万円」が33.3%であった。

一方で、職歴のある20代後半~30代の希望年収は、「401~500万円」が31.8%で最多となり、次いで「301~400万円」が30.2%、「501~600万円」が16.3%と続いた。「601~700万円」「701万円~800万円」「801万円~900万円」「901万円~1,000万円」「1,001万円以上」の結果を合わせると、4人に1人が501万円以上の年収を望んでいるという結果が示されたとのことだ。

【調査概要】
調査期間:2025年1月27日~2025年2月16日
調査機関:学情
調査対象: 20代後半~30代社会人(30代向け転職サービス「Re就活30」のサイト来訪者)
有効回答数:245件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があるとのこと。
<参考>
学情『年収に関するアンケート調査』