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パナソニックは、子どもを持つ親600名および単身世帯の男女200名を対象に、「洗濯と乾燥に関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。
■進学とともに増える洗濯の負担。小学校低学年で7割の親が実感、中学生でも6割超
子どもが現在の年齢になってから、洗濯の負担が増えたと感じるか聞いたところ、小学校低学年の親の71.0%、中学生の親は65.0%が「負担が増えた」と回答。
同結果から、子どもの成長とともに家庭の洗濯事情も変化し、親にとっての負担が増加している実態が浮き彫りになった。

■負担が増える理由は、ライフステージの変化による「使用衣類の変化」
洗濯の負担が増えた理由として、「子どもの着替えが増えた」という回答が最多に。また、小学校低学年の親では「給食エプロン・体操服の洗濯が必要になった」が2位にランクイン。
中学生の親では、「習い事や部活の洗濯物が増えた」という回答が「着替えが増えた」という回答を上回り、部活動の影響が大きいことが分かった。

■3人に2人が「洗濯物の乾燥時間」にストレスを感じる
「洗濯物が乾くまでの時間にストレスを感じたことがあるか」という質問には、小学生から高校生の子どもを持つ親の3人に2人が「ストレスを感じる」と回答。
共働き世帯の増加や子どもの成長に伴う洗濯量の増加が影響し、洗濯物をスムーズに乾かすことが家庭の課題となっていることが伺える。

また、「洗濯物の乾燥において、満足度を上げるためになにか対策をしたいと思うか」という質問には、同じく3人に2人が「対策を検討したい」と回答。
時短や効率化を求める声が多く、衣類乾燥機や除湿機の活用、速乾性のある衣類の選択など、具体的な対策を検討する家庭が増えていることが分かった。

■7割の親が「衣類乾燥除湿機があれば洗濯のストレスが減ると思う」と回答
家事負担の軽減への関心が高まる中、「衣類乾燥除湿機があれば、洗濯のストレスが減ると思うか」という質問に対し、71.8%が「ストレスが減ると思う」と回答。
同結果から、子どもを持つ家庭の多くが、時短家電の活用によって洗濯の負担軽減を期待していることが明らかになった。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年2月28日~2025年3月4日
調査対象:子どもを持つ親600名(保育園・幼稚園・小学生・中学生・高校生の親)および単身世帯の男女200名
地域:全国
有効回答:800名(保育園・幼稚園生以上の子供を持つ親で均等割り付け)
<参考>パナソニック『洗濯と乾燥に関する意識調査』