ダイビは、兵庫県神戸市において開発を進めていたマルチテナント型物流施設「CPD西宮北WEST」が竣工したと発表した。

マルチテナント型物流施設「CPD西宮北WEST」が竣工

同物件は、阪神地区の主要物流拠点である阪神流通センターに近接し、中国自動車道「西宮北」ICから約2kmの距離に位置。各高速道路へのアクセスが良好で、物流拠点として優れた交通利便性を備えている。

施設には最新型物流施設の仕様を導入し、施設で働く人々の職場環境にも配慮。共用の休憩室、ドライバー用トイレ、喫煙スペースなどのアメニティを完備しているとのことだ。

また、環境負荷低減にも取り組み、外壁には断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用。高効率空調設備の設置や全館省電力型LED照明の導入など、省エネ対策を施している。

これにより、環境負荷低減に配慮した施設としてCASBEE(建築環境総合性能評価システム)「Aランク」、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)「5スター」およびZEB Ready(建築物の一次エネルギー消費量に関する評価)の評価を取得。

さらに、非常用発電機設備を採用するなど、入居企業のBCP(事業継続計画)に寄与する施設となっているとのことだ。

■物件概要

名称:CPD西宮北WEST
所在地:兵庫県神戸市北区有野町有野字岡場1951番地(地番)
敷地面積:53,003平方メートル(16,033坪)
延床面積:65,673平方メートル(19,866坪)
構造・規模:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造4階建
着工:2023年6月15日
竣工:2025年2月28日
認証取得:CASBEE-建設(新築)「Aランク」、BELS「5スター」、ZEB Ready