プロロジスは、岩手県矢巾町に位置するマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」において、共同物流サービスと約26,000平方メートルの賃貸契約を締結したと発表した。さらに、大手3PLや梱包資材メーカーとも契約を締結し、賃貸面積の約75%で入居企業が内定したとのことだ。
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共同物流サービスは、食品スーパーやホームセンターの物流拠点を管理・運営する企業であり、プロロジスとの契約は今回が初めてとなる。同社は、アークスグループ傘下のユニバースとベルジョイスが利用する食品保管・配送センターの運営を担う。これにより、両社の物流拠点が集約され、輸送能力の効率化が進むとしている。
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また、ロジスティード北日本とカネパッケージも同施設への入居を決定した。ロジスティード北日本は企業間物流を手掛ける大手3PL、カネパッケージは梱包資材メーカーであり、荷主企業の在庫管理拠点として利用するという。
プロロジスパーク盛岡は、東北エリア最大級の賃貸型物流施設であり、最新鋭の設備を備える。地上3階建て、延床面積は約100,000平方メートルで、45フィートコンテナセミトレーラーが各階にアクセス可能なスロープを有するという。東北縦貫自動車道「盛岡南IC」から約4.7kmに位置し、東北広域への配送に適した立地となっている。
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さらに、プロロジスは物流の自動化推進と補助金活用をテーマにしたセミナーを3月6日に仙台市で開催する予定である。同セミナーでは経済産業省の専門家や実践企業の担当者が登壇し、物流業界の省人化やDXの最新情報を提供するとのことだ。