SkyDriveは、東日本旅客鉄道（JR東日本）と連携し、2026年春に小岩井農場に開業予定のホテル「AZUMA FARM KOIWAI」において、空飛ぶクルマ（※）による移動体験の提供を検討開始したと発表した。

盛岡市街を空飛ぶクルマで飛行するイメージ

同社は、軽量で3人乗りの空飛ぶクルマを開発しており、JR東日本と協力して、ホテル利用者向けに空飛ぶクルマでの移動体験を提供することを検討しているという。

具体的には、盛岡市内からホテルまでの送迎や、ホテル周辺の観光ツアーでの活用を検討。これにより、岩手山を望む雄大な景色を楽しみながら、特別な移動体験が提供されるとしている。

「SKYDRIVE SD-05型シリーズ」の飛行可能範囲イメージ

今後、両社は離着陸場の設置場所や航路、チケット価格などの詳細を検討し、地域資源を活用した新たな高付加価値の旅や観光体験の提供を目指すとのことだ。

（※）電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段