テスホールディングスは、連結子会社であるテス・エンジニアリングが、大分県畜産公社向けにオンサイトPPAモデル(※)を活用した自家消費型太陽光発電システムの供給を開始したと発表した。
同システムは、大分県畜産公社の屋根上に設置され、発電容量は約579kW、年間想定発電量は約65万kWhで、同施設の年間電力需要の約10%を賄うという。また、年間約277トンのCO2排出削減効果が見込まれるとのことだ。
さらに、15kWhの蓄電池を併設し、停電時には非常用コンセントを通じてスマートフォンの充電などが可能。これにより、脱炭素化とBCP対策の両面で貢献するとしている。
■事業概要
設置場所:大分県畜産公社
所在地:大分県豊後大野市
PPA事業者:テス・エンジニアリング
システム内容:
・オンサイトPPAモデルを活用した自家消費型太陽光発電システム
発電容量/579.025kW(トリナ製575W×1,007枚)
モジュール種別/単結晶
・蓄電池
容量/15kWh(Huawei製出力4.95kW)
契約期間:20年
(※)発電事業者が、自家消費型太陽光発電所等の所有・維持管理等を行い、当該発電所等から発電された電力を需要家に供給する契約方式のこと