学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために「生成AI」に関してアンケート調査を実施し、結果を公表した。

(1)仕事・業務でChatGPTなどの生成AIを「使用している」と回答した20代は22.9%

仕事・業務においてChatGPTなどの生成AIを「使用している」と回答した20代は22.9%となった。

「使用したことがある」と回答した20代からは「メールの文章や資料を添削してもらい、ミスの防止につなげている」「生成AIを使うと、プログラミングが効率的にできる」「インターネット検索でうまく情報収集ができない時にも、生成AIに質問すると分かりやすく答えてくれる」などの声が上がったという。

仕事・業務でChatGPTなどの生成AIを使用しているか

(2)仕事・業務でChatGPTなどの生成AIを使用している場面は、「文章生成」が最多

仕事・業務でChatGPTなどの生成AIを使用している場面は、「文章生成」が76.8%で最多。次いで、「アイデア出し」42.9%、「情報検索」26.8%が続く。

仕事・業務でChatGPTなどの生成AIを使用している場面

(3)仕事・業務でChatGPTなどの生成AIを「使用したい」と回答した20代は約7割

現在ChatGPTなどの生成AIツールを仕事・業務で使用していない20代のうち、「使用したい」の回答は31.7%に上った。

「どちらかと言えば使用したい」36.5%を合わせると、仕事でChatGPTなどの生成AI活用を希望している20代が7割に迫っている。

回答者からは「会議の議事録や資料作成に活用し、業務を効率化したい」「定型業務にかけている時間を短縮し、重要な業務に時間を割きたい」「仕事以外では使用したことがあり、思っていたよりも精度が高く便利だと感じた」といった声が寄せられたとのことだ。

仕事・業務でChatGPTなどの生成AIを使用したいか

<参考>
学情『「生成AI」に関する調査