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茨城県「ひたちBRT」路線で中型バスのレベル4自動運転を2月3日より実施 約6.1キロを自動運転で走行

茨城交通は、ひたちBRTにおいて特定自動運行旅客運送による営業運行を、2月3日より開始すると発表した。

「ひたちBRT」路線で中型バスのレベル4自動運転を2月3日より実施

今回の運行に使用される路線は、おさかなセンターから多賀駅前までの約8.7キロを走行する路線となっており、うち日立電鉄線廃線跡地を使用したBRT専用道区間である南部図書館~河原子(BRT)間の約6.1キロをレベル4自動運転にて走行(BRT専用道区間以外は従来通り、ドライバーによる手動運転で運行)。

特定自動運行を実施するBRT専用道区間には、バス停が14箇所、一般道との交差部が11箇所、横断指導線(歩行者等の横断部)が15箇所(バス停に9箇所、走行路線上に6箇所)含まれているという。

また、車道と歩道の間にガードレール等がある場所や縁石のみで仕切られている場所が混在するうえ、手動運転バス車両とのすれ違いなど、さまざまな走行環境が含まれるとのことだ。

路線の特徴

なお、今回の運行は国内最長距離でのレベル4運行であり、さらに国内で一般的に使用される中型バスのレベル4自動運転としての営業運行も国内初だという。

同社は、同取組でレベル4での走行実績を積み重ね、技術開発をさらに進めることで今後バス車内に同社の関係者が乗車しない、国内初の車内無人での路線バス営業運行を2026年度中に実施することを目指すとのことだ。

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