セイノーホールディングス傘下でメール便発送・配達事業などを行う「地区宅便」は、オリジナルパッケージ制作から倉庫選定までバックエンド業務の一気通貫サポートを提供する「shizai」と、パートナー連携を開始したと発表した。
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近年、ドライバー不足や燃料費・人件費の高騰、環境規制への対応など、物流業界が直面する課題は深刻化しており、業務効率化と環境負荷低減の両立が急務となっている。
包装資材の選定・管理面では、これらの課題に対応するため、過剰包装の削減や作業効率、積載効率の向上など、多方面での最適化が求められているという。
shizaiは、これまでにも物流効率化や資材コスト削減につなげた実績を持つことから、今回のパートナー連携が決定。
同連携により、利用者のニーズに応じた最適な仕様設計の資材を提案することで、配送コストの削減だけでなく、梱包作業や積載効率の改善など物流全体の効率化に寄与するという。
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また、環境に優しい発送資材を推進することで、サステナブルな物流を実現し、企業の環境配慮活動を支援するとのことだ。
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サービス提供は2025年度より順次開始予定であり、両社の強みを活かし、物流業界全体の効率化と環境負荷低減による「Green物流」の実現に貢献するとしている。