学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、アンケート調査を実施し、その結果を公表した。
終身雇用が当たり前ではなくなりつつあることを受け、仕事(業界や職種)が変わっても持ち運びできる「ポータブルスキル」を磨くことが重要になっているという。20代のビジネスパーソンは、「ポータブルスキル」をどのように捉えているかアンケートを実施したとのことだ。
■ポータブルスキルを身につけることに「関心がある」と回答した20代が9割超
同調査で、ポータブルスキルを身につけることに関心があるか聞くと、「関心がある」20代は72.3%に上る結果に。「どちらかと言えば関心がある」19.2%を合わせると、9割以上の20代が「ポータブルスキル」を身につけることに関心を持っていることが明らかになった。
「ポータブルスキルに関心がある」20代からは、「異業種に転職しても活かせるスキルを習得したい」「転職が当たり前の時代なので、他社でも通用するスキルを身につけておきたい」「転職活動をすると、ポータブルスキルが求められていると感じる」などの声が上がったという。
■勤務先や転職先の企業にあると嬉しい研修は、「資格取得のための研修」が最多
勤務先や転職先の企業にあると嬉しい研修を聞くと、「資格取得のための研修」が60.8%で最多、次いで、「PCやオフィスソフトの使い方研修」「IT関連研修(システム開発・アプリ開発など)」がそれぞれ49.2%で続いた。
■勤務先や転職先の企業にあると嬉しい「学びのサポート」は、「資格取得支援」が最多
勤務先や転職先の企業にあると嬉しい「学びのサポート」を聞くと、「資格取得支援」が76.2%、「企業内でのセミナー・勉強会実施」と「企業内でのe-ラーニング提供」がそれぞれ60.0%という結果に。
【調査概要】
調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:130件
調査期間:2024年12月13日~2025年1月9日
調査方法:Web上でのアンケート調査
調査機関:学情
<参考>
学情『ポータブルスキルを身に着けることに「関心がある」と回答した20代が9割超。「転職が当たり前の時代なので、他社でも通用するスキルを身につけておきたい」の声』