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GOLD CAREERは、男女301名に対し、転職の成功割合について調査を実施し、その結果を公表した。
■転職の成功割合
直近の転職は成功したと思うか聞いたところ、転職に「成功した」と「どちらかといえば成功した」を合わせると約8割が転職に成功したと回答。
一方で、転職に「失敗した」と回答した人の割合は5.6%と少数派の意見となり、多くの人は転職に成功していると感じていることが分かった。
■転職に成功したと思う理由
転職に成功したと思う理由として、「自分に合っている・向いている仕事だから」「仕事が楽しい・やりがいがあるから」「希望する業種に就けているから」の仕事内容に関する項目が上位3つに挙がり、全体の約4割を占めた。
■転職に失敗したと思う理由
転職に失敗したと感じる理由として「職場の雰囲気が悪い」が17.8%、「人間関係が悪い」が12.6%など、職場環境が悪い理由が上位を占めた。
自分に合った仕事内容に就けた場合に転職に成功したと感じる人が多い反面、職場環境や人間関係などの「働きやすさ」に不満がある場合に転職に失敗したと感じるケースが多いことが分かった。
また、「仕事にやりがいを感じないから」という理由も上位に。転職に成功したと感じる理由でも上位を占めており、全体を通して仕事のやりがいを重視している人が多いことが分かった。
■転職方法別の成功割合
転職に成功している人の割合が多い転職方法として「転職エージェントの利用」や「企業への直接応募」「SNSの活用」が挙がった。
一方で、ハローワークや家族・知人からの紹介では、転職に失敗している人の割合が多い傾向に。
紹介されるがままに転職してしまい、期待していた転職先では無かった場合、失敗したと感じてしまうケースも考えられると同社は考察している。
■年齢別の転職成功割合
年齢別での転職成功割合では、20〜30代、50代で約8割が成功したと回答し、比較的若い年代で自分に合っている仕事が見つかれば、転職に成功したと感じやすいことが分かった。
一方で、40代になると専門性やマネジメント経験も求められるため、現職での役職なしに転職した場合、失敗する確率も高くなることが伺える。
50代で管理職として転職して年収が大幅にアップすれば、成功したと感じられる場合も多いのではないかと同社は考察している。
■転職活動中にやっておけばよかったこと・後悔していること
転職活動中にやっておけばよかったと後悔していることを聞いたところ、「企業の情報収集」や「自己分析・スキルアップ」が上位を占めた。
【調査概要】
調査主体:GOLD CAREER
調査方法:クラウドソーシングサイト上のアンケート
調査対象:クラウドソーシングサービスに在籍する301名に対して実施
実施期間:2024年11月28日〜2024年12月8日
<参考>GOLD CAREER『転職の満足度に関する調査』