長府バイオパワー(CBP)、東京エネシス、石油資源開発、MOT総合研究所、長府製作所、ならびに川崎近海汽船の5社は、CBPが事業主体として計画を推進する「長府バイオマス発電所」の営業運転を開始したと発表した。
同発電所は、木質ペレット100%を発電燃料とする出力規模74,950kWのバイオマス専焼発電所。再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用し、中国電力ネットワークへ売電しており、年間約5.2億kWhの売電量を見込んでいるという。
同発電所の運営は、CBPが事業主体として推進し、5社が各社の強みに応じて、運用・保守、燃料の調達・輸送などの業務をCBPから受託し実施。また、CBPに対する行政や周辺地域との関係構築・維持などに協力や支援を実施するとのことだ。
東京エネシスは、環境負荷の低い再生可能エネルギー由来の電力の普及拡大と地域経済の発展に寄与していくとしている。
■発電所概要
名称:長府バイオマス発電所
住所:山口県下関市長府扇町10-52
用地面積:62,800平方メートル
発電方式:汽力
出力規模:74,950kW
燃料:木質ペレット100%(海外から輸入)
売電先:中国電力ネットワーク(FIT売電単価21円/kWh)
年間売電量見込み:約5.2億kWh
営業運転開始:2024年12月30日