Googleは、生成AIを学ぶプログラム「Gemini アカデミー」において、大学生を対象とした新しい講座「Gemini アカデミー 大学生向け」を公開したと発表した。また、教育者向けプログラム「Gemini アカデミー 教育者向け」では、教育現場での活用を想定した「活用編」を追加し、近日中に「応用編」も公開予定とのことだ。
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Gemini アカデミーは、教育関係者を対象に、生成AIとその活用方法を学べるプログラム。初心者でも取り組みやすい設計で、受講者はGeminiを活用したAIリテラシーを習得できるという。これらの講座は「Grow with Google」や「日本リスキリングコンソーシアム」を通じて提供される。
「Gemini アカデミー 大学生向け」は5つのレッスンで構成されており、生成AIの基礎から高度な活用方法までを学べる内容となっている。受講者はAIの基本用語や活用スキル、倫理的な利用方法、生成AIの回答を検証する手法などを体系的に学び、AIの実践的な利用能力を身につけることができるという。
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一方、「Gemini アカデミー 教育者向け」では、導入編、活用編、応用編(近日公開予定)の3段階で教育現場でのAI活用を支援する内容を提供している。特に「活用編」では、教育現場での生成AIの活用例やプロンプトの書き方、利用時の注意点などを実践的に学べるとのことだ。
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