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フタバは、年賀状の枚数や送り先など「年賀状に関するアンケート調査」を実施し、結果を公表した。
■今年出す年賀状は「10枚未満」が最多。20枚以上は少数派に
はじめに年賀状の発送予定枚数を尋ねたところ、「10枚未満」と回答した人が40.5%と最も多く、次いで「10〜20枚未満」が31.5%、「20〜30枚未満」が15.5%という結果に。
大半の人が数枚〜20枚未満と、年賀状の枚数は少ない結果となった。
■半数以上が「減る予定」。4割は「現状維持」の声も
「去年と比べて、年賀状を出す枚数に変化はあるか?」という質問には、半数以上が「減る予定」と回答。
以下、回答理由の一部を紹介します。
■年賀状の宛先トップ3は、友人・親戚・両親
年賀状の送り先として最も多かったのは「友人」で149名の人が回答。次いで「親戚」が108名、「両親」が90名となった。
年賀状の送り先は家族や親戚だけでなく、友人、知人、職場関係など多岐に渡ることがわかる。
■年賀状の相手、見直す人と継続する人が半々―形式的な付き合いに疑問の声も
「送り先の中で年賀状のやり取りをやめたいと思う人はいるか?」という質問では、「いない」と答えた人の割合は53.0%、「いる」と答えた人の割合は47.0%という結果に。
やり取りの相手を見直す人が、継続する人に比べてやや上回る結果となった。
■郵便料金の値上げによって34%が年賀状の枚数を減らす見込み
値上げ後も年賀状の枚数を例年通り維持すると答えた人は41.5%。一方、年賀状の枚数を減らすことを考えている人も全体の約34%と少なくない結果となった。
なお、「どちらともいえない」と回答した人は24.5%となっている。
■年賀状は自分に合った作り方を選択
年賀状をどのように作っているのか、作成方法についても調査。
その結果、完全に自分で作るというよりも、市販品を活用したり印刷を依頼したりと、作業の一部を外部に任せる傾向が見られたとのことだ。以下、寄せられた回答を一部紹介する。
【年賀状をどのように作っているのか】
・「PCでテンプレートを利用して印刷。」(50代男性)
・「アプリで作成して、自分でプリントです。」(50代女性)
・「すでに印刷されているものに、メッセージを加える。」(40代女性)
・「手書きで一枚ずつ書いてる。」(30代女性)
・「年賀状作成ソフト。」(30代男性)
・「デザインされたものを購入して、宛名だけ手書きです。」(50代女性)
パソコンやスマホのアプリ、専用ソフトを使って自分で作る人、市販の年賀状にひと言添える人、すべて手書きで書く人、印刷屋さんに頼む人など、自分に合った作り方で準備をしている様子がうかがえた。
今後も、年賀状を取り巻く環境は、コミュニケーションのデジタル化や郵便料金の値上げによって変化が進みそうだと同社は考察している。
【調査概要】
調査期間:2024年10月18日〜2024年10月22日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:年賀状のやり取りをしている20〜70代の男女
有効回答人数:200名
<参考>
フタバ『年賀状に関するアンケート調査』