ぐるなびは、同社が提供するモバイルオーダーサービス「ぐるなびFineOrder」において、新たに番号入力による注文機能を提供開始した。同機能は、高齢者や訪日外国人を含む幅広いユーザーがサービスを利用しやすくすることを目的としているという。
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新機能では、ユーザーがメニューブックに記載された商品番号を入力するだけで注文を完了できる仕組みを採用。これにより、タッチパネルやスマートフォンの操作に不慣れな人でも直感的に利用可能な環境が整えられた。また、画像の準備やメニュー構成に時間をかけられない飲食店でも導入しやすいソリューションとなっている。
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さらに、メニューブックを活用する飲食店にとっても、従来のメニューブックの使用体験を損なうことなくモバイルオーダーを導入できる利便性が特徴とのことだ。
ぐるなびFineOrderは、飲食店業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのソリューションを提供してきたが、60代以上の高齢者においてモバイルオーダーの利用に消極的な傾向があることが、導入店舗での調査で明らかになった。この課題を解決し、誰でも簡単に利用可能なシステムを目指すため、今回の機能が開発されたとしている。