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楽天インサイトは、「クリスマスに関する調査」をインターネットで実施し、その結果を公表した。
楽天インサイトでは、「クリスマスに関する調査」を2018年から毎年実施しており、今年は昨年の結果と比較して変化を検証したという。
■ 今年のクリスマスは「パートナー(配偶者・恋人など)」と過ごす予定の人が54.3%でトップ。女性60代では全体より10ポイント以上高い結果に
今年のクリスマスを誰と過ごす予定かを尋ねたところ、昨年11月実施の同調査と同様に「パートナー(配偶者・恋人など)」(54.3%)と回答した人が最も多く、次いで「子ども・孫」(28.1%)、「親(義理を含む)」(13.7%)となった。
性年代別では、男性60代では「パートナー(配偶者・恋人など)」と回答した割合が全体より8ポイント以上高く(男性60代:62.5%、全体:54.3%)、女性60代では全体より10ポイント以上高い結果に(女性60代:65.0%、全体:54.3%)。また、20代女性では「親(義理を含む)」と回答した割合が全体より11ポイント高い結果となった(女性20代:24.7%、全体:13.7%)。
■もらいたいプレゼントは「衣類」(10.2%)や「食品」(8.3%)などが昨年よりもやや高まる。若年層を中心にプレゼントに対するこだわりが強い傾向に
今年、「パートナーからプレゼントをもらう予定がある」と答えた人に、もらいたいプレゼントを尋ねたところ、「アクセサリー」(14.6%)が昨年と同様にトップとなり、「衣類」(10.2%)、「食品(お菓子・お酒など)」(8.3%)が続いた。「衣類」「食品(お菓子・お酒など)」は、昨年よりもやや高い結果となった。
また、「なんでもいい」と答えた人の割合は30.2%と、昨年(36.5%)よりも6ポイント以上少なくなり、プレゼントに対するこだわりが増加したことがうかがえるという。特に20代では、全体より約14ポイント低い16.1%の割合となり、若年層のこだわりが強い傾向が見られた。
贈りたいプレゼントでは、昨年と同様に「衣類」(12.0%)がトップとなり、「アクセサリー」(10.7%)、「食事(レストランなどの外食)」(9.0%)が続いた。また、「食品(お菓子・お酒など)」(7.7%)は、昨年(4.1%)よりも3ポイント以上高かった。
年代別では、50代で「食品(お菓子・お酒など)」(12.8%)、60代で「衣類」「食事(レストランなどの外食)」(各17.1%)が全体に比べて5ポイント以上高く、40代では「まだ決めていない」という回答が全体より15ポイント以上高い結果となった(40代:54.8%、全体:35.2%)。
■プレゼントの予算は「10,000~20,000円未満」が最も多く、昨年よりも高額に
クリスマスプレゼントの予算について尋ねたところ、パートナーからもらうプレゼントの期待金額と、パートナーへ贈りたいプレゼントの予算金額はどちらも「10,000~20,000円未満」が最も多く、両者の金額に大きな差はなかった。
昨年は、「5,000~10,000円未満」と答えた人が最多となっており、今年はプレゼントの金額が両者ともに高くなった。
■プレゼント予算が「昨年よりアップすると思う」と回答した人が最も多かったのは20代。値上げの影響を感じている人は66.7%
プレゼント予算について「昨年と比べて変化があるか」を尋ねたところ、「昨年と同じくらいだと思う」が50.9%で最も多く、次いで「決まっていない・わからない」が23.8%、「昨年よりも予算ダウンすると思う」は9.5%となった。
年代別で「昨年よりも予算アップすると思う」と答えた人が最も多かったのは20代であった。
また、「昨年と比べて変化がある」と回答した人に、2024年の値上げの影響について尋ねたところ、「影響あり」と答えた人は66.7%で、昨年(60.5%)より約6ポイント高かった。
■クリスマスケーキをコンビニで購入する人のうち「予約して購入する」人は昨年より10ポイント増加
クリスマスケーキを購入する予定の人は48.4%で、昨年(52.0%)より約4ポイント減少した。購入先としては「個人経営の洋菓子専門店のケーキ」が19.2%でトップ、次いで「洋菓子チェーン店のケーキ」(17.5%)、「スーパーのオリジナルケーキ」(6.0%)となり、昨年と同様の傾向に。
また、「予約して購入する」と回答した人は、昨年よりも増加し、特に「コンビニエンスストアのオリジナルケーキ」(今年:64.4%、昨年:54.1%)は約10ポイント高い結果となった。
■プレゼントとして、「物よりもアクティビティ体験の方が嬉しい」と回答した人は全体で34.6%。「物の方が嬉しい」人より多い結果に
物ではなく、旅行や食事などのアクティビティ体験をクリスマスギフトとして贈られた場合、34.6%の人が「物よりも嬉しい」と回答。これに対し、「物の方が嬉しい」と回答した人は23.1%。
年代別でみると、20代から40代の「物よりも嬉しい」が3割代前半であるのに対し、50代から60代(は3割代後半と、高年齢層の方が若年層よりもアクティビティ体験を求める傾向がみられた。
■プレゼントをあげる側として、AIにクリスマスギフトを提案してもらうことに興味がある人は26.9%
AIにクリスマスギフトを提案してもらうことに興味があると答えた人は26.9%で、特に20代~30代で強い関心が示された(20代:39.5%、30代:35.6%)。
【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20歳~69歳の男女
回収サンプルサイズ:1,000サンプルサイズ
調査期間:2024年11月1日から11月6日
調査実施機関:楽天インサイト
<参考>
楽天インサイト『クリスマスに関する調査』