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Rodinaは、メンタルヘルスの不調により休職した経験のある、全国の20~60歳の会社員100名を対象とし、ストレスコントロールに関する調査を実施し、その結果を公表した。
■97%の人が直近一年間に「ストレスを感じた」と回答
メンタルヘルスの不調により休職した経験のある人を対象に、直近一年間でストレスを感じたことがあるか聞いたところ、97%の人が「ある」と回答。
メンタルヘルスの不調から回復し復職した人でも、ほぼ全ての人が復職後にストレスを実感していることが分かった。
ストレスを感じた際に現れる症状については、「気疲れする」と回答した人が最多に。その他の回答は拮抗し、半数以上の人が「不安感」「イライラする」「不眠」「意欲の低下」などの回答が多かった。
■ストレスを感じる原因は「職場の人間関係」が最多
ストレスを感じる原因について聞いたところ、半数以上の人が「職場の人間関係」と回答。前問の結果から、職場での人間関係で気疲れをしてしまい、ストレスを溜めている人が多いことが伺える。
次いで、「将来の不安」「仕事や業務内容」「自身の健康・体調」などの回答も多かった。
ストレスを感じた際に相談する相手として、「家族」が最多に。また、誰にも相談しないと回答した人が24%だったことから、ストレスを感じた際に76%の人が誰かに相談することが分かった。
一方、「上司・同僚」と回答した人が最も少なかったことから、違う環境の人に相談したい気持ちが強いことが伺える。
■ストレスを緩和するため「休息を取った」と回答する人が最多
ストレスを感じた際に、ストレスを緩和するために取った行動を聞いたところ、「休息を取った」と回答した人が最多に。
次いで、「自分の好きなことに取り組む時間を作った」「身近な人に相談した」と回答した人が多かった。仕事が終わった後などに、趣味や自身の自由な時間を作ることで、うまくストレスを対処している人が多いことが分かった。
【調査概要】
調査期間:2024年11月13日~18日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:メンタルヘルスの不調により休職した経験のある20歳〜60歳
サンプル数:100人
<参考>Rodina『ストレスコントロールに関する調査』