学情は、20代を対象に、「資産形成」に関してアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
■「資産形成に興味がある」と回答した20代が8割超
同調査で、資産形成に興味があるか聞くと、「興味がある」が55.0％という結果に。「やや興味がある」25.4％を合わせると、80.4％が「資産形成」に興味を持っていることが明らかになった。
その理由を聞くと、「銀行口座に預金しておくよりも資産を増やすことができる」「仕事以外の収入源を持っておきたい」「“もっと早く始めていれば良かった”という声を聞くので、20代のうちに始めたい」「老後の年金に不安がある」といった声が挙がった。
■「資産形成を行っている」20代は約4割
現在資産形成をしているか聞くと、39.7%が「している」と回答。
資産形成をしていない理由を聞いたところ、「難しそうな印象がありまだ始められていない」「どのように資産形成をするのが良いか分からない」「リスクも伴うのできちんと知識を習得してから始めたい」といった声があった。
■半数以上の20代が「FIRE」に興味があると回答
「FIRE（早期リタイア）」に興味があるか聞くと、「興味がある」「やや興味がある」が51.4％という結果に。
「FIRE」については、「興味はあるが現実的ではないと考えている」「早期リタイアよりも自分のペースで仕事をして必要最低限の収入を得るセミリタイアを実現したい」「仕事をせずに生活できるのは魅力的だが仕事も生きがいの1つにしたい」といった声が挙げられた。
【調査概要】
調査対象：20代社会人（20代専門転職サイト「Re就活／/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者）
有効回答数：189件
調査期間：10月18日～11月1日
調査方法：Web上でのアンケート調査
調査機関：学情
＜参考＞
学情『8割超の20代が「資産形成に興味がある」と回答。「20代のうちに始めたい」の声。一方、「資産形成を行っている」と回答した20代は約4割』