学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「希望年収」に関してアンケート調査を実施し、結果を公表した。
(1)今回の転職で実現したい年収は「301~400万円」が最多
今回の転職で実現したい年収は、「301~400万円」が47.1%で最多。次いで「401~500万円」27.0%と続く。
「同年代の平均程度の年収を実現したい」「現在の年収と同等か、それ以上の年収が得られる求人を探したい」「一人暮らしを考えているため、今よりも年収を上げたい」といった声が上がったとのことだ。
現在の年収別でみると、現在の年収201~300万円の20代が「今回の転職で実現したい年収」は、「301~400万円」が68.2%で最多、次いで「401~500万円」16.7%と続く結果に。
また、現在の年収301~400万円の20代が「今回の転職で実現したい年収」は、「401~500万円」が47.2%で最多、次いで「301~400万円」43.4%となった。
(2)20代の年収として、理想だと思う年収は「301~400万円」と「401~500万円」がほぼ同率で2トップに
20代の年収として、理想だと思う年収は「301~400万円」が39.7%で最多となったが、ほぼ同率で「401~500万円」が37.6%と続く。
「平均的な年収を目指したい」「貯金や投資に回す余裕を持てる年収が理想だと思う」「物価が上昇しているので、理想の年収も必然的に上がる」「高いにこしたことはないが、20代はまだキャリアが浅いため、400万円前後が妥当だと思う」といった声が寄せられたとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2024年10月18日~2024年11月1日
調査機関:学情
調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:189件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あり。
<参考>
学情『「希望年収」に関しるアンケート調査』