オンワードホールディングスは、同社の回収衣料品から生産したリサイクル毛布4,000枚を、日本赤十字社の協力のもと、タジキスタン赤新月社へ寄贈したことを発表した。

オンワードホールディングス、タジキスタンの貧困世帯へリサイクル毛布4,000枚を寄贈

同社では、「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」というミッションステートメントに基づき、地球と共生する経営を推進。

その一環として、同社の衣料品を回収し、リユース・リサイクルを行う「オンワード・グリーン・キャンペーン」を2009年から実施。回収した衣料品の一部から生産したリサイクル毛布は、国内外の被災地や開発途上国などの支援先へ、2010年から今回の寄贈を含めて累計45,500枚を寄贈したという。

今回、「オンワード・グリーン・キャンペーン」第14回目の寄贈先として、タジキスタンにリサイクル毛布4,000枚を寄贈。

リサイクル毛布はタジキスタン赤新月社から、洪水などで家屋に大きな被害を受けた家庭、女性が唯一の稼ぎ手である家庭、多くの子どもや高齢者を抱える家庭、障がい者、結核の患者など、支援を必要とする方々に配布されるとしている。

なお、寄贈にあたり同社は、タジキスタン・ラシュト地区にて同社社員が現地の人々に直接リサイクル毛布を手渡す寄贈式を行ったとのことだ。

毛布を配布する様子

「オンワード・グリーン・キャンペーン」では、これまでの約15年間で累計約160万名の利用者から約830万点の衣料品を回収。

回収した衣料品の一部から生産したリサイクル毛布は、今後も、国内外の被災地支援などに活用していく予定としている。