丸紅フォレストリンクス、シモジマ、河淳は、河淳が運営するライフスタイルショップ「KEYUCA(ケユカ)」向けに、使用済み段ボールを回収し再資源化するサーキュラーエコノミー(循環型経済)モデルの提供を開始したと発表した。

丸紅フォレストリンクスら3社、KEYUCA向けに使用済み段ボールを再生利用した梱包用段ボールを提供

今回の取り組みでは、河淳の今市テクニカルセンターで排出された使用済み段ボールの一部をリサイクルし、古紙100%の再生紙を原料に梱包用段ボールを製造する。丸紅フォレストリンクスと丸紅グループの興亜工業が使用済み段ボールの回収から原料供給、再生紙の生産・供給までを担当し、シモジマが製品化を行うという。

(左)物流センターから排出される段ボール(右)回収された段ボール(一部)

これにより生まれた段ボールは、2024年12月初旬から順次オンラインショップの出荷で使用される予定とのことだ。

クローズドリサイクル段ボール

また、KEYUCAは2022年より年4回の「KEYUCA ECO WEEK」キャンペーンを実施しており、期間中の紙袋コストの一部を東京アートの「森づくりプロジェクト」に寄付している。2024年11月23日から12月1日まで開催されている第10弾では、ケユカ全店舗(エキュート立川店を除く)が対象となっている。