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otalabは、47都道府県在住のZ世代838人を対象に「Z世代のキャッシュレス決済事情」に関する実態調査を実施し、その結果を公表した。
■Z世代の2人に1人以上が「キャッシュレス派」と回答
日常生活の中で、使うことが多い支払方法を聞いたところ、Z世代の約6割が「キャッシュレス決済」をメインで利用していることが明らかに。
■Z世代が最も利用しているキャッシュレス決済は「バーコード決済」
キャッシュレス決済をメインで利用していると回答した443人に、最も利用頻度の高いキャッシュレス決済を聞いたところ、「バーコード決済」を利用している人が最多だった。
また、「バーコード決済」よりも前から普及している「クレジットカード」の方が利用率が低い結果となり、Z世代にとってアプリで決済が完了することの便利さや手軽さが非常に重要なのではないかと同社は考察している。
■キャッシュレス派Z世代がキャッシュレス決済を利用する1番の理由は「支払いが楽になるから」
キャッシュレス決済を利用する理由を聞いたところ、「支払いが楽になるから」が最多となり、次いで「ポイントが貯まるから」「財布を持ち歩かなくていいから」が続く結果に。
Z世代はキャッシュレス決済に関して、短時間で簡単に決済が完了できる点や貯まったポイントを別の買い物に利用できるといった点で、コスパやタイパ面に大きな魅力を感じているのではないかと同社は考察している。
■現金派Z世代が現金決済を利用する1番の理由は「現金での支払いに慣れているから」
次に、現金派のZ世代に現金決済を利用する理由を聞いたところ、「現金での支払いに慣れているから」という人が最多に。昔から現金を利用することに慣れていて馴染みがあるという考えから、現金決済の方が良いという人が多いことが分かった。
また、次に多かった「お金の管理がしやすいから」という回答から、現金決済をメインとする人々はキャッシュレス決済を利用することに対して、お金を使いすぎる可能性を懸念しているのではないかと同社は考察している。
■現金派Z世代の約6割が「キャッシュレス決済をメイン利用する形に切り替える可能性がある」と回答
現在現金決済をメインで利用している人を対象に、今後、現金ではなくキャッシュレス決済をメイン利用する形に切り替える可能性はあるか質問した。
その結果、現金決済をメインで利用しているZ世代の「約6割」の人が、今後キャッシュレス決済をメイン利用する形に切り替える可能性があると回答。
現在現金をメインで利用している人の中にも、キャッシュレス決済に対して何かしらの魅力を感じている人が多数いることが分かった。
一方で「約4割」の人は、切り替える可能性がないと回答していることからも、普段から馴染みのある現金決済も利用し続けられる環境であることが望ましいのではないかと同社は考察している。
【調査概要】
調査期間:2024年10月11日~2024年10月14日
調査機関:アップデイト(自社調査)
調査対象:47都道府県在住の18~27歳男女
有効回答数:838
調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)
<参考>otalab『「Z世代のキャッシュレス決済事情」に関する実態調査』