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ツナグバは、インターネット調査を通じて「20代のSNS利用実態に関するアンケート」を実施し、結果を公表した。
■普段最もよく利用するSNS
調査対象者のうち152人(50%)がInstagramを最もよく利用していると回答。特に女性からの支持が高い傾向が見られたという。次いで多かったのはX(旧Twitter)で、117人(38.5%)が最もよく利用しているSNSとして回答。特に男性層での利用が多いことが特徴となった。
一方で、Facebookの利用率はわずか3人(0.99%)にとどまり、SNSをまったく使っていない人も5人(1.64%)という結果に。若年層においてFacebookが選択されにくくなっている一方で、SNSを利用しない層も少数ながら存在していることがわかった。
■SNSを使う主な理由
SNS利用の最大の目的は「情報収集」で、特に女性の61.5%が情報収集のためにSNSを使っており、男性(53.8%)よりも高い傾向が見られたという。これは、トレンドやニュース、商品情報などの確認がSNSで行われていることを示唆していると同社は考察。
また、「趣味・エンタメ」の利用は、男性(26.9%)と女性(23.5%)で大きな差はないものの、男性の方が若干高い割合に。
一方で、SNSを「友人や家族とのコミュニケーション」のために使う割合は全体で10.2%と低く、男性が11.5%、女性が9.7%となったとのことだ。
■今後、利用してみたいと思うSNSやアプリ
今後利用してみたいと思うSNSやアプリを調査したところ、Instagramの連携により、Threadsが利用したいSNSとして最も人気を集める結果となった。特に、X(旧Twitter)の変化に伴い、代替SNSとして選ばれている傾向にある。
自然体での自己表現を推奨するBeRealが20代の間で注目されており、特にInstagramの「映え」文化に疲れた層が、気軽に使えるSNSとして興味を示していることがうかがえる結果に
ほかにも、DiscordやWhooなど、特定の目的に特化したSNSやアプリへの関心も見られ、趣味や友人との連絡手段として使い分ける傾向があり、今後さらに用途に応じたSNSの選択が進むと同社は予想している。
【調査概要】
調査期間:2024年10月28日-10月31日
調査方法:インターネット調査
回答人数:n数/304(男性:78名、女性:226名)
<参考>
株式会社ツナグバ「20代転職白書Byツナグバ」『20代のSNS利用実態に関するアンケート』