RECCOOは、同社が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」で、若者の「ショート動画」に対する意識について調査を実施し、結果を公表した。

■Z世代のうち、約9割が「毎日ショート動画を見る」と回答。

現役大学生に、ショート動画を1日にどれくらい見るか聞いてみたところ、「全く見ない」と答えたのは、わずか12%という結果に。

また、約9割の大学生が毎日ショート動画を視聴しており、さらにその30%が1日に1時間以上ショート動画を視聴していることがわかった。

ショート動画を1日にどれくらい見るか

■Z世代のうち、83%が「ショート動画を見ている時間は無駄な時間だと思う」と回答。

また多くの大学生が毎日ショート動画を見ている時間を「無駄な時間である」と思っているか調査を行った結果、大学生の8割以上がショート動画を見ている時間が無駄な時間だと思うと回答。

ショート動画を見ている時間を「無駄な時間である」と思うか

続けて、スマホを使っている時間の中で「最も無駄な時間である」と思う時間についても調査したところ、XやInstagramなどのSNSと2倍以上の差をつけて、半数以上の大学生がショート動画を見ている時間が「最も無駄な時間である」と回答した。

スマホを使っている時間の中で「最も無駄な時間である」と思う時間

この結果に、無駄な時間だと思いつつも毎日見てしまうショート動画には「中毒性」があるのではないかと同社は考察している。

■Z世代のうち、約9割が「1日に30分以上ショート動画を見る」と回答。

一方で、「無駄な時間である」と思わない動画コンテンツについても尋ねたところ、1位「映画」103人、2位「ニュース」77人、3位「YouTube動画」72人、4位「スポーツ観戦」40人という結果に。

(複数選択可、現役大学生200人に調査)

「無駄な時間である」と思わない動画コンテンツ

若者の間では、ショート動画は確実に流行っている一方で、長尺の映画やニュースなど一見若者離れが不安視されるコンテンツに対する積極的な風潮も出てきているようだと同社は推察している。

<参考>
RECCOO『若者の「ショート動画」に対する意識