Googleは、同社が開発した生成型人工知能チャットボット「Gemini」において、より使いやすく、自然な会話をできるようにするため「Gemini Live」を日本語にも対応したことを発表した。
Gemini Liveは、まるで友達と会話しているような感覚でアイデアを出し合ったり、新しいトピックの深堀りをしたり、大事なプレゼンの練習などができる機能だという。
またGemini Liveでは以前の会話が継続できるため、自分の好きなタイミングで会話を中断したり、特定の話題についてさらに深く掘り下げたりすることも可能で、10種類の音声から好みのトーンとスタイルを選ぶことができるとしている。
今回同社は、Gemini Liveの対応言語を40以上に拡大。今後数週間をかけて、AndroidスマートフォンのGemini Liveが日本語にも対応するという。
これにより、日本語を含むさまざまな言語で会話したり、コラボレーションしたり、会話を通してAIを体験できるようになるとのことだ。
なお、Gemini Liveは同じデバイスで最大2言語での会話をサポートするが、今後はさらに多くの言語に対応する予定としている。選択言語はGeminiアプリで簡単に設定可能となっている。
同社は今後も、Geminiのさまざまな機能を拡大することで、世界中の人々が情報にアクセスし、AIアシスタントのメリットを体験できるよう支援していくとのことだ。