三和建設の倉庫建設ブランド「RiSOKO®」は、2024年初旬に着工した9棟の危険物倉庫が、9月から10月にかけて完工したと発表した。今回完工したのは、山九の北勢第3物流センター(三重県三重郡菰野町)、藤原運輸の大正ケミカルセンター(大阪市大正区)、横田瀝青興業の倉庫施設(兵庫県姫路市)。

三和建設、「RiSOKO®」ブランドで9棟の危険物倉庫を三重・大阪・兵庫で完工

また、藤原運輸の大正ケミカルセンターにおいて、同業他社向けの見学会が開催され、26社103名が参加したとのことだ。見学会では、倉庫の仕様や設計プロセスが説明され、通常非公開の内容も公開されたという。参加者の96%が「大変良かった」「良かった」と回答しており、倉庫建設に関する知見が深まる機会になったとしている。

同業他社向けの見学会を開催

三和建設は、危険物倉庫の受注を順調に伸ばしており、現在、5府県で8プロジェクト29棟を計画・設計・施工中であるという。高度な専門性を要する特殊機能倉庫建設において、同社は法令遵守を徹底し、安全で安心な環境づくりに貢献していくとしている。