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Novakid(以下、ノバキッド)は、4〜12歳の子を持つ保護者200人を対象に、「スクリーンタイムの意識調査」を実施し、結果を公表した。
■タブレットやスマートフォンなどで読書をする子どもが、2022年と比較して3倍以上に増加し、半数以上に
「子どもは読書をするために、1週間に平均してどのくらいの時間、コンピューターやタブレット、スマートフォンの画面を見ているか?」という質問をしたところ、53%の保護者が「1時間以上視聴している」と回答した。
2022年ではこの割合は16%となっており、電子書籍やオーディオブックを利用する子どもが増えていることがわかる。
■週3時間以上、教育目的でタブレットやスマートフォンなどを利用している子どもが、約半数
「子どもは学習・教育関連の目的のために、1週間に平均してどのくらいの時間、コンピューターやタブレット、スマートフォンの画面を見ているか?」という質問に対し、49%の保護者が「週に3時間以上、学習・教育関連の活動で利用している」と回答。
2022年では「週に1〜2時間、学習・教育関連の活動で利用している」割合は52%となっていたため、学習・教育関連を目的にコンピューターやタブレット、スマートフォンの画面を活用する子どもが増えていることがうかがえる結果に。
■保護者の約半数が、オンライン学習は子どもの学習に「有益」と感じている
「教育目的の画面使用時間は子どもの学習に有益だと思うか?」という質問に対し、2%が「強くそう思う」、44%が「そう思う」と回答。教育目的の画面時間は、有益だと感じている保護者が多いことがわかった。
■約4割の保護者が、他の保護者にオンライン教育を推奨すると回答
「他の保護者にオンライン教育を推奨するか?」という質問に対し、3%が「間違いなく推奨する」、32%が「おそらく推奨する」と回答。
■オンライン教育のメリットに関して
「オンライン教育には、どのようなプラスの効果があると感じるか?」という質問に対しては、30%が「自分のペースで学ぶ機会と自主性の向上」、24%が「通学時間と費用の節約」、23%が「必要に応じて何度でも教材を見直すことができる」と回答した。
新型コロナが5類に移行しオフラインの学習が可能となる中でも、時間と費用を節約しつつ、自分のペースで学べることが重要視されていることがわかる結果となった。
【調査概要】
調査対象:4〜12歳の子を持つ保護者(日本在住)
調査委託先:Attest Technologies
調査手法:インターネット調査
実施期間:2024年7月
<参考>
Novakid『ノバキッド・スクリーンタイムに関する意識調査』