CHINTAIは、10月13日の「引越しの日」を前に、引越しの際の挨拶まわりとご近所づきあいの実態についてアンケートを実施し、結果を公表した。
■引越しの際に挨拶まわりをする人は両世代ともに半数超え
引越し経験者に「引越しの際、挨拶まわりをしたことがあるか」と聞いたところ、「はい」と回答した人がZ世代56.2%、Y世代65.9%という結果となった。
■引越しの挨拶をする理由は「礼儀として」
引越しの挨拶をしたことがあると回答した人に挨拶まわりをした理由を尋ねたところ、両世代ともに「礼儀として」が1位に。
一方で、Z世代は「隣人について知りたいから」が36.8%で2位と、Y世代に比べ13.9%高い結果となり、コミュニティや周囲の環境に対する関心が高いことがうかがえた。
対照的に、Y世代は「ご近所づきあいを円滑にするため」(37.3%)という理由が2位に挙げられており、長期的な人間関係を築くことへの意識が強いことがわかった。
■Z世代Y世代ともに挨拶まわりは「面倒くさい」
また、挨拶まわりしない理由を尋ねたところ、Z世代とY世代の両方が「面倒くさいから」という理由で挨拶まわりを避ける傾向にあることが明らかに。また、「隣人と関わる機会がないから」の回答がどちらの世代でも2位となり、隣人との接点も減少傾向にあることが判明。
■ご近所づきあい、Z世代は挨拶を交わす程度、Y世代は挨拶以外の交流あり
ご近所づきあいをしている割合は、Z世代が43.7%、Y世代が44.7%で、大差はなし。
ご近所づきあいの程度に関しては、Z世代は「顔を合わせたら挨拶する」が68.3%、「挨拶したことがある」が47.5%と、挨拶を交わす程度の交流が多い結果となっている。
一方、Y世代では「挨拶以外の会話をしたことがある」が57.5%で、Z世代の39.6%を大きく上回り、さらに「一緒に出掛けることがある」が15.9%とZ世代の8.9%よりも高く、挨拶以外の交流も多いことがわかった。
【調査結果概要】
調査期間:2024年4月16日~2024年4月23日
調査対象:CHINTAIが作成したインターネット上のアンケートに回答したZ世代・Y世代:545名
調査・集計方法:インターネット調査
Z世代:1996年~2012年に生まれた世代を指す(18歳~28歳)
Y世代:1995年以前に生まれた世代を指す(29歳~44歳)
<参考>
CHINTAI『引越しの際の挨拶まわりとご近所づきあいの実態について』