20代の約半数が「年収200万円未満」 実家暮らしの20代は4割以上

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ツナグバは、インターネットを通じて実施した「20代のお金と生活に関するアンケート」の調査を実施し、その結果を公表した。

■20代の約半数の年収が「200万円未満」

同調査で、現在の年収を聞くと、「200万円未満」が46.7%、「200~250万円」が17.3%、「350万以上」が15.4%と続いた。

全体の半数近く、女性では51.66%が「200万円未満」と、多くの若者が低収入の状況に置かれていることが明らかになった。一方で、男性の26.32%が年収350万円以上であり、女性の10.43%と比較して高収入の割合が多いことがわかった。

現在の年収

■20代の約4人に1人が、毎月自由に使えるお金が「1~2万円」と回答

毎月自由に使えるお金がどれくらいあるか聞くと、最も多いのが「1~2万円」で25.2%、次に「4万円以上」で23.2%、「1万円以下」で22.9%という結果に。

男性の31.58%が「4万円以上」と回答した一方で、女性の22.75%は「2〜3万円」と回答しており、比較的節約している傾向が見られた。

毎月自由に使えるお金

■20代の4割以上が「実家暮らし」

現在の住まいを聞くと、41.8%が「実家」、26.1%が「一人暮らし」、19.9%が「同棲」と回答。

現在の住まい

■お金の使い道は「趣味」「交際費」「貯金・投資」など

毎月のお金の使い方について自由記述で聞くと、以下のような回答が挙げられた。

年収200万円未満
・推し活
・家賃と光熱費で給料のほとんどが消え、自由に使えるお金はわずか
・趣味や交際費

年収200〜250万円
・毎月の家賃や光熱費で大部分が消え、少し余った分は貯金と趣味に使用
・友達との飲み会や交際費
・ネイルやエステ、化粧品などの美容代

年収250〜300万円
・毎月の支出はほとんど外食費や友人との交際費
・美容や趣味にお金をかけながら、余ったお金は貯金
・サブスクリプションや日常の買い物

年収300〜350万円
・外食費や趣味に使い、貯金もする
・毎月少しずつ投資に回しつつ、余った分は趣味や洋服代に使用
・毎月の家賃や光熱費のほか、旅行やリラクゼーションに使用
・美容院やエステなどの自己投資

年収350万円以上
・株式投資やNISAに多くを使い、残りは趣味の旅行や外食に使用
・毎月の給料の一部を家賃や光熱費に使い、残りは旅行や趣味に投資
・友人との食事や趣味にお金を使い、残りは貯金や投資

<参考>
ツナグバ「【20代年収200万円以下が46%!?】 20代のお金と生活を徹底調査!20代転職白書 byツナグバ|第4回20代のリアルな生活とお金に関するアンケート結果

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