大和リースは、従業員が病気やケガで休業が必要になった際に使用できる新たな傷病休暇制度「リザーブ休暇」を導入したと発表した。

同社は、従業員の健康を重視した「健康経営」を推進しており、2023年度の有給休暇取得率は全社平均で80%を超えているという。しかし、従来の制度では、急な病気やケガによって休業が必要になった場合、有給休暇を利用せざるを得ず、有休が少ない若手社員やキャリア採用者などが有休を残しておきたいと考えるケースが多かったとのことだ。

これを受けて、同社は有休を使い切った後のセーフティネットとして「リザーブ休暇」を導入したという。「リザーブ休暇」は年間5日まで取得可能で、半日単位での利用も可能。

取得条件としては、有給休暇をすべて使い切った後であること、さらに病気やケガにより業務に従事できないことが挙げられている。また、連続4日以上取得する場合は医師の診断書の提出が必要とされている。