豊中市は、子どもの送り迎えなどの子育て家庭の負担を軽減するために、こども園等の新規入所申込みの際の入所選考指数を見直すことで、きょうだいが同じ園に入りやすくすると発表した。
この取組みは、2023年9月に表明した「子育てしやすさNo.1」の取組みの一環であり、日々時間に追われる子育て家庭の負担を減らし、きょうだいが同園に入所しやすくなることで、子育て世帯が安心して生活できるサポート体制を整備するものだという。
転所申込みについては、すでにきょうだい在籍児を優先する選考を実施しているが、今回の見直しと合わせて、きょうだい同園入所をさらに推進。
きょうだい同園入所推進の概要
■入所選考指数の見直し
入所選考指数の世帯加算要件に「きょうだい同園」を新設し、きょうだいが在籍している園へ入所しやすくする。また、多胎児については、現状よりも加算。
■運用開始時期
2024年11月以降の入所選考(11月入所選考は2024年10月5日までの申込み内容をもとに実施)
※入所申込をすれば、この運用を受けるために改めての手続きは不要。
■対象者
新規入所申込児童
※きょうだいがともに豊中市内の認可保育施設(別園)に在籍中の場合の同園希望は転所申込みの対象となり、転所希望月に応じた期限までに転所申込みが必要。