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保険パーソナル診断「リアほ」を開発・運営するWDCは、全国の20歳から49歳の男女を対象に、住まいに関するアンケートを行い、結果を公表した。
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■現在の居住形態
回答者の過半数となる57.0%が持家に住んでいることが明らかに。これに対し、賃貸に住んでいる人は41.67%で、持家がやや多い結果となった。
この結果から同社は、持家が依然として主要な選択肢である一方で、賃貸を選ぶ人も少なくないことがわかるとしている。
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■住まいを選ぶ際、最も重要視する要素は何か(複数回答可)
「価格(家賃や住宅ローン)」と「自由度や柔軟性」が他の選択肢を大きく引き離していることがわかる。多くの人がこの2つの要素を起点に自分に合ったものを選択していることが見受けられる結果となった。
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■将来はどちらに住みたいか
将来は「持家」を希望する人がほぼ半数と最も多い結果に。一方で、「特にこだわりはない」と回答した方も33.33%と一定数おり、住まいに対する柔軟な姿勢が伺える。
なお、「賃貸」を選んだ人は17.00%であり、持家志向が強い結果となった。
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■年齢別分析結果
「将来はどちらに住みたいか」という質問の回答を年齢別に見ると、20代では「特にこだわりはない」が半数を占めるのに対し、30代、40代では「持家」を希望する方の割合が増加。
特に40代では、持家希望者が56.36%と過半数をしめ、年代が上がるにつれて持家志向が強くなる傾向が見られる。
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■持家に住みたい理由(複数回答可)
将来は「持家」を希望すると回答した人にその理由を聞くと、「安定した住まいを確保したいから」が38.99%で最も多く選ばれ、多くの人が持家に安定性を求めていることがわかった。
また、「資産として残るから」は35.78%で、長期的な視点で資産形成を意識している人が一定数いることも見受けられた。
さらに、「自分好みにリフォームできるから」は25.23%で自由度を重視する声も多く見られ、持家の魅力が多角的に支持されていることがよくわかる結果に。
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■賃貸に住みたい理由。(複数回答可)
将来は「賃貸」を希望すると回答した人にその理由を聞くと、賃貸の最大のメリットは「転居がしやすいから」が41.77%と、住環境を柔軟に変えられる点が評価された。
次に「生活の自由度が高いから」が31.65%と、多くの人がライフスタイルに合わせた住まいを求めていることもわかる。
また、「住宅ローンの負担を避けたいから」は25.32%と、経済的な安定と自由とのバランスから賃貸を選ぶ傾向が見られた。
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【調査概要】
対象者:全国・20歳~49歳・男女
サンプル数:300人
調査期間:2024/8/23
調査方法:Webアンケート
調査機関:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した自社調査
<参考>
WDC『住まいに関するアンケート』