Ginza Sony Park プロジェクトは、東京・銀座のソニービルの建て替えプロジェクトの最終形として、「Ginza Sony Park」を竣工したことを発表した。
1966年に「街に開かれた施設」をコンセプトにつくられたソニービルの角地で、多くの人々に親しまれた10坪のパブリックスペース「銀座の庭」。
新しい「Ginza Sony Park」は、この「銀座の庭」を継承・拡張させた「銀座の公園」としてソニービルのリニューアルとして竣工。
同施設は地上5階、地下4階のSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の建物で、銀座の標準的な建物の半分ほどの高さにあえて低く構えることで、集積率の高い都会の中に余白と新しい景観を生み出しているという。
また、ソニービルが大切にしてきた「街に開かれた施設」という設計思想と、「ジャンクション建築」「縦のプロムナード」といったユニークな建築的な要素も継承。
なお、同施設のグランドオープンは、2025年1月を予定しているとのことだ。
竣工から2025年1月(予定)のグランドオープンまでの間にも、同施設で建築内覧ツアーなどを計画しているという。詳細は随時発表するとのことだ。
■「Ginza Sony Park」建物概要
名称:Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
所在地:東京都中央区銀座5丁目3番1号
フロア構成:地上5階、地下4階(※地下4階は機械室など)
敷地面積:707.42平方メートル
延床面積:4,390.39平方メートル
高さ:33.86m
設計:Ginza Sony Park Project
竣工日:2024年8月15日