10代の34%が「広告からアプリゲームをダウンロードしたことがある」と回答 Z世代はアプリ選びも「タイパ」重視の傾向に

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ドリーム・トレイン・インターネットが運営する「エンタミート」は、全国の10代~50代の男女2,000人を対象にゲームに関するアンケートを実施し、その結果を公表した。

■全体

全国の10代〜50代の男女を対象に、スマホに表示される広告からアプリゲームをダウンロードしたことがあるか聞いたところ、「ダウンロードしたことがある」と回答した人は21.0%だった。

また、「興味がないので毎回スキップする」が39.0%、「広告に気づいていない」が29.0%、「広告は興味があれば見るがダウンロードしたことはない」が11.1%という結果に。

全体

■男女別

男女別で見ると、「広告を見てダウンロードしたことがある」と「興味がないので毎回スキップする」では女性の回答が上回り、「広告は興味があれば見るがダウンロードしたことはない」と「広告に気づいていない」では男性の回答が上回った。

全体的には大きな差はほとんどなく、性別によって何らかの違いが生まれていることはないことが分かった。

男女別

■年代別

年代別で見ると、「広告を見てダウンロードしたことがある」と回答した人は、50代で10.5%だったのに対して10代では34.3%となっており、3倍以上の差が生まれた。

また、20代・30代と比較しても10%以上高く、10代には広告を経由してアプリゲームをダウンロードしている人が多いことが明らかに。

近年、スマートフォン向けのゲーム市場は大きく成長し、膨大な数のタイトルがリリースされ続けている。その中で、タイムパフォーマンス(タイパ)を重視するZ世代にとって、”アタリ”のゲームを自分で探すというのは非効率であることから、広告経由でダウンロードする人が多いのではないかと同社は考察している。

年代別

■未婚・既婚別

未婚・既婚別で見ると、「広告を見てダウンロードしたことがある」と回答した人は未婚者が23.3%、既婚者が15.9%となっており、未婚者の回答が約7%上回った。

既婚者の場合、子供がいる家庭も多く、育児を優先させるためスマートフォンに触れる時間が短いことから、広告に触れる機会は少なく、広告を見たとしてもゲームに費やせる時間が限られるため、ダウンロードには至っていないのではないかと同社は考察している。

未婚・既婚別

【調査概要】
対象者:15歳~59歳の男女
サンプル数:2,000人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2024年5月30日

<参考>エンタミート『ゲームに関するアンケート

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