PayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の登録ユーザー数が6,500万人を突破したと発表した。さらに、登録ユーザーのうち5割近くが本人確認を完了しているとのことだ。
2023年度の「PayPay」の決済取扱高は10.0兆円、決済回数は63.6億回を記録し、国内のコード決済におけるシェアは約3分の2を占めているという。また、送金回数も約2.8億回に達し、全国の銀行の国内振込件数の約6分の1にまで成長したとしている。
近年、「PayPay」は金融サービスの拡充に注力しており、「PayPay資産運用」の「新NISA」対応や「クレジットつみたて」の開始など、ユーザーの資産運用をサポートする機能を強化している。また、PayPayアプリのUI/UXを改善し、資産管理や各種金融サービスの利用がより便利になるよう、機能拡充を進めている。
オンラインサービスへの導入も拡大しており、「Amazon.co.jp」「App Store」「Google Play」に加え、若年層に人気のオンラインサービスでも利用できるようになった。また、学校への導入も進めており、学園祭や部活動費など、学校における購買費でも「PayPay」が利用できるようになっている。