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花王の柔軟剤「ハミング」は、全国の共働き夫婦300人に対して「共働き夫婦の、家事における“ありがとう”に関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。
■「3年目の壁」共働き夫婦の“ありがとう”が減るタイミングは、結婚後3年目である
調査の結果、共働き夫婦の約2人に1人が、結婚後“ありがとう”が減ったと思うと回答。“ありがとう”が減ったと回答した人の中で、結婚3年以内で「夫婦間での“ありがとう”が減った」と回答する人が約68%で最多となり、夫婦間における「3年目の壁」の存在が明らかに。
共働き夫婦は、結婚年数が増えるにつれ、普段の生活の中でありがとうをパートナーから伝えられる回数が減る傾向があることが分かった。
■「洗濯」は、特にありがとうが言えていない家事である
普段の家事の中で、“ありがとう”の発言がある家事を聞いたところ、洗濯が26.3%、料理が53.7%、掃除が51.0%、その他(買い出し~その他)が31.7%、特にないが24.3%となり、代表的な家事では「洗濯」が特に“ありがとう”が言えていないという実態が分かった。
■洗濯の工程で、特に“ありがとう”を言われると嬉しいのは「洗濯物を畳んだとき」次いで「洗濯物を干したとき」
共働き夫婦が洗濯で“ありがとう”を言われると嬉しい工程を聞いたところ、1位が「洗濯物を畳んだとき」、2位が「洗濯物を干したとき」、3位が「洗濯物を取り込んでくれたとき」となった。
また、自分が面倒だと感じている洗濯工程を聞いたところ、1位が「洗濯物を畳んだとき」、2位が「洗濯物を干したとき」と同様の結果に。
自分が面倒だと感じている洗濯工程ほど、“ありがとう”を言われると嬉しいということが分かった。
■“ありがとう”は、「何気に言われると嬉しい」「細かい場所に気づいてくれると嬉しい」
共働き夫婦が、パートナーから、“ありがとう”を伝えられて嬉しかった具体的なエピソードを聞いたところ、「何気ない日に言われる」「気付かずに素通りしてしまうような、細かい場所の掃除や片付けに気付いてくれて、お礼を言われる時」など、日常でこそ、“ありがとう”を伝えられると嬉しいというコメントがあがった。
【調査概要】
調査内容:共働き夫婦の、家事における“ありがとう”に関する意識調査
調査対象者:性別:男女/年齢:20歳~69歳
調査数:300人(全国)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年6月7日~12日
<参考>花王「共働き夫婦の、家事における“ありがとう”に関する意識調査」