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パナソニックは、全国で働く全20職種1,000名を対象に「肩こり」に関する全国調査を実施し、その結果を公表した。
■全体の半数以上が「肩こりがつらくて業務に支障が出たことがある」と回答
同調査で、肩こりがつらくて業務に支障が出たことはあるか聞いたところ、「かなりある」「たまにある」を合わせると全体で57.7%の人が肩こりにより業務に支障が出ていることが明らかになった。
中でも「かなりある」「たまにある」を合わせた数字が最も大きいのは「介護士」で70%、「教師」「看護師」「農業従事者」が同率で66%、「工場作業員」が64%という結果に。
■肩こりによって業務に影響が出ている時間が最も長いのは「美容師・理容師」で平均174.8分
肩こりによって業務に影響が出ている1日の時間を聞くと、全20職種を合わせた平均は116.2分という結果に。肩こりの影響を感じている時間は1日約2時間に及ぶことが明らかになった。
さらに職種ごとで見ると、「美容師・理容師」が最も長い時間肩こりによる影響を感じており、全職種の平均を大幅に超える平均174.8分という結果に。
■肩こりがツラいときに行うことで最も多いのは「ストレッチ」
肩こりがつらいときに行うことを聞いたところ、「ストレッチをする」が最も多く68.8%、次いで「自分で揉む」が49.3%、「お風呂に入る」が46.9%と続いた。
■肩こり対策にかける年間費用が最も多い職種は「医師」で平均約2万5,000円
肩こり対策(湿布やマッサージに行くなど)に年間どのぐらいの費用を使うか聞いたところ、全20職種を合わせた平均額は1万5,824円という結果に。
職種ごとで見ると、肩こり対策にかける年間費用が最も多い職種は「医師」で平均額は2万5,280円で、全体平均より約1万円高いことが明らかになった。
■「休憩後~業務終了前」が一番肩こりを感じる時間帯
美容師・理容師、飲食店、介護士、看護師など「立ち(動く)仕事」が多い職種と、銀行員、システムエンジニア、事務、研究員など「座り仕事」が多い職種、それぞれに肩こりを感じる時間帯を聞いたところ、「立ち(動く)仕事」は41.8%、「座り仕事」は53.1%が「休憩後~業務終了前」に最も肩こりを感じていると回答。
■半数以上が季節や気温によって肩こりの感じ方が「変わる」と回答
季節や気温によって肩こりの感じ方は変わるか聞いたところ、「かなり変わる」「多少変わる」を合わせると56.3%という結果に。一方で37.7%は「あまり変わらない」と回答。
■夏場に肩こりを感じる人は8割以上
夏場に肩こりを感じることはあるか聞いたところ、「かなり感じる」「たまに感じる」を合わせると80.3%という結果に。
さらに、夏場の肩こりの原因として近いと感じるものについて聞くと、「冷房のついたオフィスで長時間作業」が原因だと感じている人が40.1%、次いで「室内と外の寒暖差」が35.2%と続いた。
【調査概要】
調査対象:全国20~60代男女計1,000人(各職種50名)
対象職種:
教師/介護士/美容師・理容師/銀行員/警察官/消防士/システムエンジニア/アパレル店員/飲食店店員/保育士/事務/看護師/自動車整備士/警備員/農業従事者/スーパー・コンビニ店員/研究員/工場作業員/医師/トラックドライバー
調査期間:6月21日~25日
調査方法:インターネット調査
調査会社:楽天インサイト
<参考>
パナソニック「【肩こりに関する全国調査】全20職種1000人に聞いた「肩こり職種」ランキングを発表~肩こりで業務に支障が出ている職種のトップは「美容師・理容師」 職種別の肩こりあるあるも~」