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学情は、企業・団体の人事担当者を対象に、「2026年卒採用」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
■2026年卒採用は「難しくなる」と回答した企業が8割超
2026年卒採用における難易度について、「難しくなると思う」と回答した企業が58.9%に上った。「やや難しくなると思う」という回答を合わせると、8割以上の企業が「採用が難しくなる」と回答。
具体的に、「難易度が下がることはこの先ないと思う」「売り手市場の状況が続くと予想している」「年々母集団の形成が難しくなっている」「早期化の傾向は強まり、競合他社と学生の取り合いは激しくなると想定している」などの声が上がった。
■2026年卒採用は「早期化する」と回答した企業が9割に迫る
2026年採用は早期化の傾向が強まると思うか聞いたところ、「早期化すると思う」と回答した企業が57.3%に上った。「どちらかと言えば早期化すると思う」という回答を合わせると、9割に迫る企業が早期化すると考えていることが分かった。
理由として、「売り手市場は激化しており、多くの企業が広報活動を早期化することが予想される」「早めに接点を持ち、自社への入社を促す企業が増えている」「以前参加したイベントで、既に2年生からイベントに参加している学生がいた」などの声が上がった。
■2026年卒採用における内々定出しの開始時期は、「2025年1月・2月」が最多
2026年卒採用の内々定(最終選考合格)出しの開始時期は、「2025年1月・2月」が20.6%で最多に。
具体的に、「インターンシップ実施後、志望意欲が高いタイミングで内々定出しを行う」「2025年卒の時よりも早く進めたい」などの声が上がった。
【調査概要】
調査期間:2024年4月30日~2024年5月15日
調査対象:企業・団体の人事担当者
有効回答数:649社
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある
<参考>学情『「2026年卒採用」に関するアンケート調査』