社会人向けキャリアプログラム「ミートキャリア」を運営するfruorは、プレシリーズAラウンドにて、総額1.2億円の資金調達を実施したことを発表した。
今回の資金調達は、イノベーションディスカバリー2号投資事業有限責任組合(栖峰投資ワークス)およびイーストベンチャーズ4号投資事業有限責任組合からの第三者割当増資、日本政策金融公庫による資本性ローンにより実施したという。
「ミートキャリア」は、自分の強みを把握したうえで、最適なキャリアを選ぶキャリアプログラム。キャリアの悩みに合わせて20種類以上のコンテンツから選んで受けることができ、専任のキャリアプランナーと共に進められるため、自分の特性に合ったキャリアを手に入れることが可能だとしている。
同社は、キャリアプログラムを提供していく中で、個人が最も活躍できる仕事や環境を選択するため、生まれ持った強みをベースとしたマッチングロジックが有効であると発見し、独自のキャリアメソッドを開発。
この技術を活用し、強みを分析することで、誰でも自分に適した仕事や環境の要素を明らかにすることができるようになったという。
今後はこのコア技術と同社に蓄積されたキャリアデータを活用し、さらなる事業展開を予定。テクノロジーを活用し、現在提供しているキャリアプログラムの発展のみならず、新たなキャリア機会の提供や強みを伸ばして活躍するための支援ツールなどのプロダクト開発を強化するとのことだ。
今回調達した資金は、これらの事業展開を推進するための組織拡大を中心に活用する予定だという。