総合都市開発のアパグループは、北海道札幌市「札幌駅」前に大型ホテル開発用地を取得したことを発表した。また、現在営業中のアパホテル〈札幌豊水すすきの駅前〉(全54室)の建替計画も発表した。

アパホテル〈函館駅前〉外観

取得した土地は、JR「札幌駅」北口徒歩4分の至便な駅前立地に位置し、道内最大の繁華街であるすすきのエリアや北海道大学へのアクセスも良好。札幌駅周辺は2030年開通予定の北海道新幹線にかかる再開発も進んでおり、道内における最大拠点駅としてビジネス、国内レジャー、訪日外国人の需要の高まりが期待できるとしている。

計画中のホテルは客室数318室を予定しており、詳細内容は決定次第公表されるとのことだ。

■用地取得 計画概要
所在:札幌市北区北八条西四丁目
地番:16番1他
公簿面積:約800平方メートル
客室数:318室

現在営業中のアパホテル〈札幌豊水すすきの駅前〉は、建替工事により客室数152室に増床する計画だという。建替後のホテルは12階建となり、延床面積は約2,200㎡となる。

■建替 計画概要
ホテル名:アパホテル〈豊水すすきの駅前〉
規模:12階建
延床面積:約2,200平方メートル
客室数:152室(予定)
※既存54室建替により98室の増室

また、道内で運営中のアパホテル〈函館駅前〉(北海道函館市・全143室)、アパホテル〈帯広駅前〉(北海道帯広市・222室)について、8月1日よりホテル運営を直営からティーケーピーによるフランチャイズ営業へと転換。これにより、国内フランチャイズホテルは58ホテル8,368室となる。

札幌市内のアパホテルは9ホテル2,645室、北海道内のアパホテルは12ホテル3,103室を展開することになり、北海道内では416室の増室となる。