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JFXは、日経平均株価の最高値更新、マイナス金利の解除など、金融や経済に関する話題の盛り上がりを受け、「資産運用とFXに関する意識調査」を実施し、結果を公表した。
■「資産運用に興味がある」68.2%、若い年代ほど高い傾向
20代~60代の男女500人を対象に、「資産運用に対する興味」を聞くと、「非常に興味がある」26.4%、「やや興味がある」41.8%を合計して、「興味がある」と答えた人の割合は68.2%となった。
新NISA制度の開始、日経平均株価の最高値更新、マイナス金利の解除など、金融や経済の話題が盛り上がる中、過半数の人が資産運用に対して関心を持っている結果に。
性別で見ると、「非常に興味がある」と「やや興味がある」を合計して、「興味がある」と答えた人の割合は、女性は69.6%、男性は66.8%と、女性の方がよりも2.8pt高くなった。
一方で、その内訳を見ると、男性は「非常に興味がある」と答えた人の割合が高く、女性は「やや興味がある」と答えた人の割合が高いため、資産運用に対する「興味の度合い」は、男性の方が女性よりも強い人が多いことがうかがえる結果となっている。
年代別に見ると、30代で「興味がある」と答えた人の割合がやや低めではあるものの、全体的には若い年代ほど資産運用に「興味がある」と答えた人の割合が高い傾向が見られた。
■「FXを始めることに障壁を感じる」82.6%、女性の方が15.6pt高い
「FXを始めることに対する障壁やハードルの高さ」を聞くと、「非常に強く感じる」が45.4%、「やや感じる」が37.2%と、合計して「障壁を感じる」と答えた人の割合は82.6%という結果に。
資産運用に興味を持つ人が過半数である一方、FXに対しては障壁を感じる人が多いことがわかる。
性別で見ると、「非常に強く感じる」と「やや感じる」を合計して、「障壁を感じる」と答えた人の割合は、女性の方が男性よりも15.6pt高くなった。
■「FXを理解していない」78.2%、女性の方が22.8pt高い
「FXについての理解度」を聞くと、「名前を聞いたことがある程度で、具体的な内容はよくわからない」71.8%、「FXという言葉自体、初めて聞く」6.4%を合計して、「FXを理解していない」と答えた人の割合は78.2%となった。
資産運用を行うためには正しい知識が必要だが、FXについては十分に理解が進んでいるとは言えず、そのため障壁やハードルの高さを感じる人が多いと同社は考察している。
性別で見ると、「名前を聞いたことがある程度で、具体的な内容はよくわからない」と「FXという言葉自体、初めて聞く」を合計して、「FXを理解していない」と答えた人の割合は、女性が89.6%、男性が66.8%で、女性の方が男性よりも22.8pt高い結果となった。
【調査概要】
調査対象:全国に住む20代~60代の男女
調査方法:Webアンケート調査(調査機関:オリコン・モニターリサーチ)
回答者数:500人(性年代ごと50人ずつ均等割付)
調査期間:2024年2月20日~2月26日
※小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合あり。
<参考>
JFX『資産運用とFXに関する意識調査』