紙製品・化成品メーカーのマルアイは、自動販売機ビジネスに参入し、冠婚葬祭に使用する祝儀・不祝儀袋を24時間販売する自動販売機「祝儀袋の自販機」の設置を希望する土地オーナーの募集を開始したことを発表した。
同自販機は、主に同社が製造・販売する祝儀用品を販売。ラインアップは、祝儀袋や不祝儀袋、日常のやりとりで使用できる封筒やぽち袋、メッセージカードなどを予定しているという。
1坪ほどのスペースと電源があれば設置が可能で、飲料のようにゴミが散乱し環境が損なわれることもないとのことだ。
また、借地料は月々1万円で、土地オーナーは売上実績にかかわらず安定的な収入を得ることが可能。設置およびその後の商品補充や代金回収、メンテナンス等は全て同社が実施するという。
同社は、自販機ビジネスを通じて収益向上と環境への配慮を同時に実現する土地の有効活用を支援するとのことだ。
■「祝儀袋の自販機」土地オーナー募集要項
契約期間
原則1年ごとに契約見直し
借地料
月々1万円(税抜)※自動販売機の売上実績にかかわらず一定
設置スペース
約1.2メートル×約1.2メートル
設置条件
・店舗やオフィスなどで利用が見込める場所、原則屋内
・機材や設置費用は同社が全額負担
・設置に際し電源が必要
・設置した自販機の電気料金は土地オーナー負担
運用方法
設置およびその後の商品補充や代金回収、メンテナンス等は全て同社が実施