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大王製紙は、直近3カ月以内に不織布マスクを購入且つ週3日以上着用する1,465名を対象に「2024年 夏のマスク着用意向に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。
(1)この夏のマスク着用意向は男女の傾向に差はなく、約7割が着用したいと回答
この夏(6〜8月)のマスク着用意向は「いつも必ず着用したい」30.7%、「できるだけ着用したい」37.2%と、合計67.9%の人が着用したいと回答する結果に。
(2)マスクを着用したくない理由は「暑い」「息苦しい」「ムレる」が多数
着用したくない人の理由は、「暑さ」という回答が最も多く、「息苦しさ」「ムレる」が続いた。
この結果から同社は、これから気温や湿度が上がるにつれて、マスクを着用しない人の増加が想定できるとしている。
(3)マスクを着用する目的は、「風邪や新型コロナウイルスなどの感染症予防」が61.2%で最多
マスクの着用目的は、「感染対策」、「花粉症・アレルギー対策」「身だしなみ」、以外にも、「周りの人に迷惑をかけたくない・トラブルを防ぎたい」といった他者に配慮している人や周りの人がマスクを着けているから着用するといった人もみられ、目的が多岐にわたる結果に。
また、マスクを着用する目的の選択肢である全20項目を整理すると、着用目的は6タイプに分類され、年代別でも傾向が分かれることが分かったという。
年齢別でみると、全体構成比が最も高い「健康を守りたい」タイプは、50代49.3%、60代59.1%と年代が高くなるにつれて構成比が高く、次に構成比が高い「ピンポイント着用」は、20代~40代が25%前後、50代・60代が18%前後と低くなる傾向に。
「コンプレックスカバー」は、10代が26.7%とほかの年代よりも高い傾向になり、若年層のほうが周りからの目を気にしていることがうかがえたとのことだ。
【調査概要】
調査対象:直近3か月以内にマスクを自ら購入・週3日以上着用している1,465名
調査期間:2024年3月13日~3月18日
調査方法:インターネット調査
調査実施者:大王製紙
<参考>
大王製紙『2024年 夏のマスク着用意向に関する意識調査』