Polimillは、同社が運営するSNS「Surfvote」で、「沖縄・名護市辺野古の埋め立てをめぐる民意と公益とは?」というテーマで意見投票を募集し、結果を公表した。

Polimill、「沖縄・名護市辺野古の埋め立てをめぐる民意と公益とは?」の意見投票を募集

■調査結果・コメント(一部抜粋)

過去の国政選挙や県民投票の結果から民意は明らかなので、辺野古沖を埋め立てる工事は中止すべきだ。/31.7%

沖縄の人たちが反対しているのに、国が強硬的に政策を決定しているとしか思えない。綺麗な海だけじゃなく、沖縄に住む人たちの意志をも踏み躙っている現実から目を逸らしちゃダメ。私は本島に暮らす人間だけど、沖縄の米軍基地のニュースを聞くたびに心が痛む。辺野古沖の埋め立て工事は中止にして、日本全体で等しく負担を請け負うべきだよ

基地の拡大は、沖縄への攻撃の危険をもたらすので、埋め立て工事も含め基地は全面的に縮小すべきだ。/9.8%

日本の安全保障という公益を優先するなら本土に移設をすべきで現在の工事は中止すべきだ。/17.1%

安全保障は確かに重要ですが、辺野古の埋め立て工事は環境に対する影響や地元住民の声に配慮する必要があると考えます。もし本土に移設することで、安全性を確保しつつ地元の懸念を軽減できるなら、その方が総合的な公益に貢献するのではないかと思います。単に安全保障だけでなく、環境や地域社会の側面も含めてバランスを取るべきだと思っています

普天間基地の危険を除去するには、一刻でも早く移設を進めるべきだ。/7.3%
普天間基地は住宅街の只中に位置していて大変危険である。名護市辺野古への移設が完了すれば、代わりに普天間には安全が戻ってくる。美しい珊瑚礁が埋め立てられることに胸は痛むが、沖縄県民のためにも迅速に移設を遂行すべきであると思う

日本全体の安全保障のためには沖縄の海兵隊は欠かせないので移設を進めるべきだ。/12.2%

民間の意思は尊重されるべき。ただ安全のためには無くすわけにはいかないので移設という選択肢を選びました

日本の公益は、沖縄の民意よりも重要なので工事を進めるべきだ。/2.4%

冷酷かもしれないが、こと安全保障の問題についてはこのように考えざるを得ない。沖縄に基地が集中しているのには地政学的な理由もあるのだと思うし、米海兵隊が今の日本にとって必要な存在であるのも事実だ。国の防衛がかかっているのだから、一つの県の民意よりも一国の公益が優位に据えられるのは当然と思える

その他/9.8%
住民の生活への影響と、国防上のメリットの両方を鑑みて慎重に判断していく必要があると思いますが、現時点でどちらがいいと断言できません

わからない 9.8%

もし自分基地の側に住んでいたら断固反対すると思う。常に戦闘機が落ちてくるのではないか、暴行にあうのではないか、攻撃されるのではないか心配なことが多すぎて想像でしかないですが抵抗があります。かといって、本土などに移せば解決ともならない気がします。移設したらまた近辺の住民の課題や他にも新しい課題が出てくると思うので一概にこれが正確というのが浮かばないです

【投票詳細】
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2024年3月1日〜4月30日
有効票数:41票

<参考>
Polimill『沖縄・名護市辺野古の埋め立てをめぐる民意と公益とは?