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ネオマーケティングは、全国の20歳~79歳の男女を対象に「スポーツの推し活」をテーマに調査を実施し、その結果を公表した。
■特定の個人に対する「推し活」(n=6,432)※スクリーニング調査
日本国内のスポーツリーグ観戦において、特定の個人に対して「推し活」をしている割合は全体で33.9%となり、約3人に1人は推し活をしていることが分かった。
特に男女ともに20~30代は半数近くの人が推し活をしており、他の年代に比べると「マスコットキャラクター」への推し活も多い傾向に。
これ以降は、「特定の個人への推し活または特定のチームを応援している人」を対象とした本調査となる。
■推すようになったきっかけ(n=600)※推し活実施者のみ回答
対象の「推し」を推すようになったきっかけについて聞いたところ、「画面を通して試合を観戦していて」という回答が63.3%で最多となり、次いで「試合会場で生観戦していて」が続くなど、スポーツの推し活は試合観戦をきっかけに発生していることが分かった。
また、20~30代では「動画サイトでおすすめに流れてきて」という回答の割合が他の年代に比べて高い結果となり、動画サイトで流れてくるものを見ることで「推し活」に繋がっていることが明らかに。
■チームに対して使っている金額(n=1,200)
チームに対して使っている年間金額としては、推し活をしていない(チーム全体のみを応援している)人が全体で約18,000円を使っているのに対し、推し活をしている人は全体で約32,000円となり、「推し活」をしている方がよりお金を使っている結果に。
また、その中でも推し活実施者の20~30代は約46,000円を年間で使っており、他の年代と比較しても年間で使っている金額は多い傾向にあった。
■「推し活」と所属チームの応援について(n=600)※推し活実施者のみ回答
特定の個人に対して「推し活」をしている人のうち、約8割がその推しが所属しているチームについても応援している結果となり、個人への「推し活」とチーム全体を応援することは近い存在であることが伺える。
■「推し活」をする流れについて(n=490)※推し活実施者かつチーム応援者のみ回答
推しが所属しているチームも応援している人に、その「推し活」と「チーム全体の応援」の関係性について聞いたところ、個人への「推し活」からチーム全体も応援するようになることが多い人が全体で約7割という結果に。
【調査概要】
調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の20歳~79歳の男女のうち、国内のスポーツリーグを(シーズン中に)月に1回以上の頻度で試合観戦している人、特定の個人への推し活または特定のチームを応援している人。(スクリーニング調査では:全国の20歳~79歳の男女に実施)
※対象の国内スポーツリーグ:プロ野球(セ・リーグ/パ・リーグ)、Jリーグ(J1/J2/J3)、WEリーグ、Bリーグ(B1/B2/B3)、Tリーグ、Vリーグ、ジャパンラグビー リーグワン、日本ハンドボールリーグ
有効回答数:スクリーニング調査:13,886名 本調査:1,200名
調査実施日:2024年4月25日~2024年4月26日
<参考>ネオマーケティング『スポーツの推し活』